高血圧、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症・痛風
この4つが代表的な生活習慣病です。
◆過食や運動不足による肥満
◆生活習慣の不摂生
◆過度な飲酒
◆喫煙
◆過剰なストレス
現代日本では、食生活の欧米化や生活スタイルの変化により生活習慣病が増加しております。
生活習慣病は、自覚症状がないことが多いため放置してしまう方もいらっしゃいます。その結果、気がつかないうちに動脈硬化を進行させてしまい、様々な合併症を引き起こします。なかでも、命に関わる脳卒中や心筋梗塞などの重大な病気を発症することもあります。そのため生活習慣病は“サイレントキラー”と呼ばれています。
重大な病気が起こってからでは手遅れになることもあります。また、一度進んでしまった動脈硬化を完全に元通りに治すことはできません。
このような事態を招かないためにも、たとえ自覚症状がなくても、早い段階で生活習慣を見直し、個々に適した手当てが必要になります。
食事療法と運動療法を中心とした生活習慣改善のご提案、必要に応じて薬物治療も併用し、これらの恐ろしい病気を予防することがとても重要です。
あなたの生活習慣がご自身の体を攻撃しているかどうかチェックしてみてください。当てはまる項目が多い場合は、これを機会に医療機関での検査をおすすめします。また、この結果から現在の生活習慣を改善し、健康的な生活を送りましょう!
生活編
食事編
運動編
チェックリストの結果
「生活」の項で、5個以上あてはまる方は、要注意!
40歳を超えると、生活習慣病リスクは高まります。これに、タバコやお酒、ストレスで、 さらに生活習慣病を誘因。お腹まわりがメタボ(腹囲が男性:85cm以上、女性:90cm以上) になっている人は、食事や運動をはじめとする生活習慣全般の見直しが必要です。
「食事」の項で、5個以上あてはまる方は、要注意!
外食やファストフードが日常で、夜更かししながら寝る前まで食べているような方は、血糖値や 中性脂肪が上昇します。さらに、濃い味つけが好き、魚より肉、野菜や海草類など食物繊維の 摂り方が少ないなどの食生活は動脈硬化を促進します。食事は規則正しく、腹八分目でバランス よく食べることが大切です。
「運動」の項で、3個以上あてはまる方は、要注意!
日頃から、通勤以外は歩かないという方は週3回以上、30分以上は歩くよう意識して生活 してみてください。運動量は、ご自身の体力・体調をみながら調整を。体を動かすことは心身 の諸機能を高め、ストレス解消にもつながります。
3つのカテゴリーのうち、2つ以上に「要注意」が出たら、生活習慣病リスクが 高く、すでに予備群になっている可能性があります。
年に1回は必ず健康診断を受け、数値異常が見つかった際は医療機関を受診し、 生活習慣の改善に取り組みましょう。
監修:一般社団法人 日本生活習慣病予防協会
チェックリストの結果はいかがでしたか?
「このままではいけない!」と思ったらすぐに行動に移すことが大切です。
最も重要なのは「予防医学」なのです。
脳神経・頭痛外来を初診の方は予約制になります